防災士が解説|断水でお風呂に入れないとき|体を清潔に保つ方法

台風や地震で断水すると、真っ先に困るのがお風呂です。

1日なら我慢できます。
でも2日、3日と続くと、これが想像以上にこたえます。

体がベタつく、頭がかゆい、においが気になる。
気持ちがどんどん落ちていきます。

この記事では、
断水でお風呂に入れないときに、体を清潔に保つ方法を紹介します。


結論:お湯より先に「清潔」を確保する

災害のときに、温かいお湯に浸かるのは難しいです。
そこは、いったん諦めてしまって大丈夫です。

代わりに、目指すのはこの2つです。

  • 体を清潔に保つ(皮膚のトラブルを防ぐ)
  • 気持ちを保つ(さっぱりすると、驚くほど元気が出ます)

👉 「お風呂の代わり」ではなく「清潔の維持」と考えると、必要な物が見えてきます。


お風呂に入れない期間は、思ったより長い

電気は比較的早く戻りますが、水道は遅れがちです。
配管の点検や修理が必要になるからです。

さらに、水が出るようになっても

  • ガスが復旧していない
  • 停電で給湯器が動かない

ということが起こります。
👉 「水が出る=お風呂に入れる」ではありません。


拭く順番を決めておくとラクです

体を拭くときは、きれいなところから順番にいきます。

  • 顔・手
  • 体(首まわり、わきの下、背中)

👉 とくに首・わき・足を拭くだけで、においはかなり抑えられます。
全身をきれいにしようとしなくて大丈夫です。


あると助かるもの

そんな時にあれば嬉しいもの。

頭を泡立てて、お湯を流すことはできませんが、

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これがあれば、頭を清潔に保つことができます。

頭の次は体です。
夏場は特に必要かと思います。

ボディシートがあれば、汗をかいた体を綺麗にできます。
また、夏に日頃から使用している場合は、こういったボディーシートがあると思います。

注意しておかないといけないことは、もし備蓄などで備える場合は、保管期間を確認しておきましょう。

災害対策などで準備するものは、保管期間が長いものは選定しておくことがおすすめです。

もし、ぬるま湯でも確保できるのであれば、こういったものも活躍するかもしれません。

どこまで準備するか、それは家族の人数や年齢、性別などを考え、何がどれくらい必要かを検討しておきましょう。

このページが、検討のきっかけになれば幸いです。

 


水が少しでも使えるときの工夫

コップ1杯の水でも、やれることはあります。

  • タオルを濡らして固くしぼり、体を拭く
  • ペットボトルのふたに穴を開けて、簡易シャワーにする
  • 洗面器に少量の水をためて、足だけ洗う

👉 足を洗うと、驚くほどさっぱりします。
優先順位を迷ったら、足からで大丈夫です。


見落とされがちなのが「口の中」です

体のことばかり考えてしまいますが、
災害時にいちばん大事な清潔は、実は口の中です。

口の中が不潔なままだと、肺炎につながることがあります。
体力が落ちている高齢の方は、とくに注意が必要です。

  • 水が少なければ、少量の水で口をゆすぐだけでもいい
  • 歯みがきシート、液体歯みがきがあると便利
  • 入れ歯の人は、洗浄用の水も考えておく

👉 防災バッグに歯ブラシを1本
これだけで、かなり違います。


避難所では、もっと大変になります

自宅なら、まだ人目を気にせず体を拭けます。
避難所ではそうもいきません。

  • 着替える場所がない
  • 順番待ちが長い
  • 音やにおいが気になる

👉 大きめのタオルやポンチョが1枚あると、体を隠しながら拭けます。
避難所でのプライバシーは?何を準備しておけばいいのか


今日1つだけやるなら、これ

ボディシートを1袋、防災バッグに入れる。

夏場に使っているものでかまいません。
特別な防災グッズを買う必要はありません。

⚠️ ただし使用期限だけは確認してください。
備蓄用に買うなら、期限が長いものを選ぶと安心です。


今日のチェックリスト

  • ☐ ボディシートがある
  • ☐ 水のいらないシャンプーがある
  • ☐ 歯ブラシを防災バッグに入れた
  • ☐ 大きめのタオルを1枚用意した
  • ☐ 備蓄品の使用期限を確認した

まとめ

断水中は、お風呂に入ることを目標にしなくて大丈夫です。
目指すのは清潔を保つことだけです。

完璧を目指す必要はありません。
まずは一つだけ。
ボディシートを1袋、防災バッグに入れるところから始めてみてください。


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