防災と聞くと、
まず思い浮かぶのは防災リュックや非常食ではないでしょうか。
確かにそれらは大切です。
でも実は、
防災グッズよりも優先すべきことがあります。
それが――
**「連絡の決め事」**です。
災害時、本当に困り、不安になることは
物がないことではなく、
家族と連絡が取れないことだからです。
結論:物よりも「ルール」が家族を守る
地震や災害が起きたとき、
- 電話はつながらない
- LINEは既読にならない
- SNSは混乱する
この状況で必要なのは、
「何を持っているか」ではなく
**「どう動くかが決まっているか」**です。
みなさん、どうするか家族などで決め事はありますか?
なぜ連絡が取れなくなるのか
災害直後は、通信が一斉に集中します。
- 安否確認の電話
- 情報収集
- 家族への連絡
その結果、
回線が混雑し、つながりにくくなります。
家族に何も被害がなくても、繋がったらラッキーくらいの感覚でいたほうがいいかもしれません。
回線が混雑することは、誰のせいでもありません。
みんな不安だからこそ、大切な人と連絡が取りたくなります。
だからこそ、
“つながらない前提”で決めておくことが重要です。
家族で決めておくべき3つのこと
① 集合場所
「とりあえず家に帰る」は危険です。
- 学校にいる場合
- 職場にいる場合
- 外出中の場合
状況によって動き方は変わります。
👉 決めること
- 第一集合場所
- 第二集合場所
- 会えない場合の判断基準
② 連絡が取れないときの行動
例えば、
- 連絡が取れなければ動かない
- 30分後に再連絡
- 〇〇公園に向かう
時間ルールを決めておくことが重要です。
③ 情報源を決める
災害時はデマも広がります。
- テレビ
- 自治体サイト
- 防災アプリ
👉 「ここだけ見る」と決めることで混乱が減ります。
意外と多い“すれ違い”
災害時によく起こるのが、
- 親は家に戻るつもり
- 子は迎えに行くつもり
結果、すれ違いになります。
これは準備不足ではなく、
話し合い不足です。
高齢の親・子どもがいる家庭ほど重要
前回の記事で触れたように、
高齢の親は避難所が負担になります。
また、子どもは判断ができません。
だからこそ、
- 親とは「動かない約束」
- 子どもとは「先生の指示に従う約束」
こうしたルールが命を守ります。
物は揃えても、ルールは決めていない家庭が多い
防災リュックはある。
水も備蓄している。
でも、
- 集合場所は決めていない
- 連絡手段を共有していない
- 災害用伝言ダイヤルを知らない
という家庭が非常に多いのが現実です。
さらに見落とされがちな「お金の連絡」
もし家が使えなくなったら?
- 誰が手続きする?
- 保険の書類はどこ?
- 契約者は誰?
これも立派な“連絡の決め事”です。
災害後は混乱します。
だからこそ、
保険の内容を一度だけ確認しておくことも防災です。
🔻家族で一度、補償内容を確認しておく
火災保険を比較する
今加入している火災保険の補償範囲の確認や、他社との費用の確認をしてみてはいかがでしょうか。
面倒なことですが、起きてからでは遅いです。
起きる前の備えは、とても手間ですが、今一度確認しておくことをおすすめします。
今日できる「連絡の決め事」チェック
- ☐ 第一集合場所を決めた
- ☐ 連絡が取れない場合の行動を決めた
- ☐ 情報源を1つに絞った
- ☐ 保険の契約内容を確認した
まとめ
防災グッズは大切です。
でも、
家族を守るのは物ではなく“約束”です。
たった10分の話し合いで、
災害時の不安は大きく減ります。
今日、家族で一つだけ決めてみませんか?
こうした“備え”をしていても、
実際に家が被害を受けた場合は別の問題が出てきます。
